このページでは最低限押さえておきたいフリーランスの年金事情について紹介いたします。
それでは早速どうぞ!
フリーランスの方は知らなくてはいけない情報です!
日本の年金事情
日本の年金は、「国民年金」と「厚生年金」の2種類あります。※正確には2階建て
国民年金は、20歳以上60歳未満の国民全員に加入義務があります。
フリーランスの方は国民年金に必ず入る必要があります。
厚生年金の加入対象者は会社員の方です。
会社員は国民年金保険料と厚生年金保険料の両方を納める必要があります。
だから会社員は手取りが低いからとフリーランスの方が儲かると安易な理由でフリーランスになるのはおすすめしません!
会社員は手取りが低くても将来、国民年金に上乗せで厚生年金も給付されるのでフリーランスは圧倒的に将来貰える年金額が低いです。
フリーランスと会社員の年金額の違い
国民年金の平均受給額は、月額約5万6,000円です。国民年金の受給額は、保険料の納付月数で決まります。
20歳から60歳までの40年間きっちり保険料を納めたのであれば、約6万5,000円を受け取ることができます。
厚生年金(国民年金分含む)の平均受給額は、月額約14万4,000円です。
厚生年金の受給額は、保険料の納付月数と収入によって決まるため、収入が高いほど受給額も多くなります。
男性の平均受給額は約16万5,000円、女性は約10万3,000円です。
※参照:厚労省「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
え、将来この金額じゃ生きていけない、、、
まだ会社員の方がいいかもしれない、、、
しかしフリーランスは年金の納付金額を所得から控除することができます!
国民年金の他に備えた方が良い
それでも将来を考えると国民年金だけでは不安になる方が多いと思います。
そんな方は国民年金の他に下記を備える事をおすすめします。
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
→公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つです。 公的年金と異なり、加入は任意で、加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。 - 国民年金基金
→国民年金基金とは、厚生年金のように国民年金に上乗せする年金です。個人事業主やフリーランスなど、第1号被保険者のみが加入可能です。
※詳しい詳細は各サイトから閲覧してください。
掛金の上限額はiDeCoと国民年金基金の両方を合計して月額6万8000円までです。
最後に
個人的な意見にですが、将来(老後)が不安な方は会社員+副業をおすすめします。
営業フリーランスの方・今後なりたい方は、営業力が人並み以上だと思いますので会社内でも必ず必要とされるポジションかと思いますので会社員として働きつつ、副業案件で稼いでいくのがいいかと思います。
ただどうしても営業フリーランスとして働きたい!ただ将来が不安、、、
そんな方は、営業代行会社を設立して厚生年金に加入する方法もあります。
もっと年金事情について知りたいけど、調べても難しくてよくわからないって方は、
厚生労働省がマンガで年金事情について紹介しているのでそちらを参照してください。※こちらをクリック!
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